映画『君の名は。』・・・の良さを語ってみる。 - 激やせ日記　～ケンコウヲトリモドセ～

映画「君の名は」すごく面白くすごく感動で、しかも過去の作品や文化へのオマージュが半端じゃない。

一言でどんな話か
主人公は田舎の女子高生三葉（みつは）と
東京のイケメン瀧（たき）くん。

話は単純、見知らぬ二人の心が勝手に入れ替わってしまう。次第にひかれあい、会おうとする話。

新海誠の絵
とにかくうまい。

風の表現、水面、カメラレンズのハレーションや伸びるシャドーも「描いてる」。

今年４３歳、見えねえ年取らないのか。

独りでジブリと戦える男
恐ろしい描写力。

映画館で観たい映像。

キャラがかわいい
アメリカのアニメに比べて現実感のない日本のアニメのほうがかわいい。

そのくせ冒頭の三葉の肌質のエロさは出せてる。

すごいのは写実とアニメ絵の描き分け。

何気ない日常がアート
これぞ新海誠の真骨頂。

部屋に置いてあるティッシュとか、電車の閉まるドア、駅の看板もなんだか切なくかっこいい。

女性ファン獲得の大きな要因の一つ

よく出てくる言葉「誰だお前は」
人に別人がばれたときにも言われる。

映画で、人が誰だか、自分が誰だかわからないというものは面白くなる率高い。小説だとわけわかんなくなるけど

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
タイトルがエンディングで出てくる。
高校生の実存の揺らぎをテーマにした作品ということで、オマージュか。

飛騨がモデル
一瞬名古屋駅が出てきたのにすぐ気づいたよ。

飛騨には万葉人の言葉が残っているという、セリフもあり。

古今集・万葉集・神楽などの日本古来のむしろ宮廷文化の名残が見られる。

たそがれ時
むしろふたりは・・・

二人は会えないまま連絡を書き残す
どんどん入れ替わっては戻る。
ろくに説明がないから動きと話し方で判断・・・できる。

それぞれの人生に影響
お互いの世界での振る舞いが混乱を招く。

デート
三葉のいい子パワーで、デートできるが。
先輩には他に好きな子がいるでしょうと言い当てられる

デート失敗？
その後なぜか三葉と入れ替わらなくなる

会いに行く
ここからが恋愛らしいストーリー。
会ったことがない気になっている子に会いに行くというドキドキ感。

あかべこもおるでよ。おじさんのくれた弁当の包に

どんどん記憶がなくなっていくよ。
名前が思い出せなくなってしまう。

３年前隕石落下で死んでる
ご神体へ

はいここ、わかりにくところ
瀧くん・・・ご神体から３年前の三葉の体、自宅へ。（時間飛んでる）
住民避難誘導失敗。
気配を感じてご神体の元へ。

三葉・・・３年後のご神体のもとで起きると瀧くんの体。（時間飛んでる）
集落がないことを知る。

会った瞬間入れ替わりが解ける。

「君の名は」１９５３年
戦後のヒット作。戦争を描いたものでもあったが、人気はメロドラマ部分。

くしくも同時にヒットしているゴジラも最初は同時期の作品。

ゴジラも君の名はも
過去作に描かれていたのはともに戦争だった。
今回はどちらも311の震災が描かれている。

一期一会を大切に
せっかくなんだから。話しかけとこうよ。

野郎がすぐ泣く

そら泣くけども

カフェ

神社でこんなこと言ってしまう
願いがかなってしまう展開か。

開始１５分ごろ。三葉のシーケンスの終了時。

以上です。